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豆腐を用いたスイーツ豆腐カステラ

こんばんは、こうちゃんです。

秋田県の名物で、豆腐を用いたスイーツの豆腐カステラのご紹介です。



豆腐カステラ(とうふカステラ)は、秋田県南部の郷土菓子の一つで、豆腐をカステラ状に加工した菓子。
「豆腐カステラ」の表記は主に菓子屋によるもので、豆腐屋では平仮名で「豆腐かすてら」と表記されていることが多い。
食材の豆腐と同様、印象の良くない「腐」の字を避けて「豆富カステラ」と表記されることもあり、土地によっては「豆腐水仙」ともいう。

水気を絞った豆腐に砂糖、卵、塩などを加え、四角い型などに入れてカステラ状に焼き上げて作られる。砂糖はカステラのように甘味をつけることに加えて防腐効果も兼ねており、本来日持ちしない豆腐も、豆腐カステラならば1週間ほど保存が利く。

秋田県内ではお茶請けや、年越しの行事食として親しまれており、冠婚葬祭、お盆や正月など、人の集まりにふるまう菓子としても欠かせない。
かつては各家庭でも作られ、近年では県内のスーパーマーケットでもごく普通に販売されており、秋田育ちの者にとっては馴染み深い食品である。
特に県南地方に豆腐カステラの愛好家が多く、県外から盆や正月に帰省して来る秋田出身者にとっては土産商品としても人気がある。
平成以降はフルーツ味やコーヒー味など、味もバリエーションに富んでいる。



他地方の人からすると、甘い豆腐、というのは少々違和感を抱かれることもありますが、
長年地元で愛される、ほんのり甘いおいしい郷土料理となっています。



こうちゃん

独特の豆腐発酵料理の豆腐よう(豆腐餻)

こんばんは、こうちゃんです。

沖縄県の独特な豆腐料理のひとつ、
なかなか他地方では見かけない、豆腐を用いて発酵食品にした、

豆腐よう(豆腐餻)

のご紹介です。



豆腐よう(とうふよう、豆腐餻)は、豆腐を使った沖縄独自の発酵食品である。

島豆腐を米麹、紅麹、泡盛によって発酵・熟成させた発酵食品である。
交易国家として栄えていた琉球王朝時代に明から伝えられた「腐乳」が元になったと言われている。
中国・台湾の腐乳が雑菌の繁殖を抑えるために製造中に塩漬けにするのに対し、豆腐ようは沖縄で一般的であった泡盛漬けにすることが製法上の大きな違いで、豆腐ようの風味やテクスチャーに大きく影響する要因ともなっている。

中国から伝わった製法を元にした黄麹(主にコウジカビ(アスペルギルス属))で発酵させる黄色いものと、沖縄で発展した紅麹(主にモナスカス属)で発酵させる赤いものがあり、古来より慶事の時の祝い膳等の食材の着色に用いられていた紅麹を使ったものがより高級とされ、琉球王朝時代の上流階級で珍重された。
発酵の効果で泡盛とエダムチーズを合わせたような味わいが特徴。練りウニに例えられることもある。
より熟成が進んだものほど、豆腐の味はしなくなる。泡盛と共に供するのが最高の組み合わせといわれているが、ビールや焼酎などともよく合う。
栄養価も高く、琉球王朝時代には、高貴な人々の間で病後の滋養食としても重宝されたという。タンパク質が多く、胃壁の保護作用がある。
また、豆腐ように用いられる紅麹にはコレステロール合成阻害効果があるため、健康食品としての特色もある。

豆腐ようは、通常冬に製造される。固めの豆腐(一般的には沖縄豆腐)を切り、陰干しした後に泡盛、麹と合わせ、4~5か月ほど熟成して製造される。発酵中に、豆腐のたんぱく質が分解される。その分解物の中に、酵素が存在することが確認されている。いわゆる珍味として扱われることが多く、箸や楊枝で少量ずつそいで食べるのが良いとされる。

独特の風味で初見では食べるのをためらうかもしれませんが、
よく味わってみるとクセになる人も多数の郷土料理のひとつです。



こうちゃん